お役立ち情報

こちらでは「お役立ち情報」について書かせていただきます。どうぞご参考になさってください。

 

超硬とは?

超硬とは、超硬合金の略でその名の通りとても硬い金属のことです。

合金の主成分となる金属はタングステンという金属で超硬合金の約8割はタングステンでできています。

タングステンは世界的に産出量が少なく、抽出する過程でとてもコストがかかるため、レアメタルとして高値で取引されています。

タングステンの主な用途として機械工具が挙げられます。

切削、パンチ、フォーミングなどの加工を行う際に使用され、

耐摩耗性や耐衝撃性が高いことから寿命が長く、加工速度を上げて処理することができる利点があります。

ただし、原料にタングステンを多く含むため工具の価格は他の材種と比較して高価で、

価格とメリットを天秤にかける際、ハイス工具とよく比較されます。

 

超硬スクラップをなぜ高値で買い取りしてくれるの?

現在日本では超硬の主成分タングステンは産出されていません。すべて海外からの輸入に頼っているのが現状です。

とりわけ中国からの輸入割合がとても高く、偏っているため中国の情勢や日中関係によって原料調達のリスクを抱えています。

そこで、日本の企業では超硬スクラップをリサイクルする方法でタングステンの輸入量を減らす努力をしています。

昨今では外国からの輸入品に負けないよう、日本の企業がコスト削減などの努力している結果、高い値段で買取りすることが可能となりました。

タングステンとは?

タングステンとは金属元素のひとつで、元素記号はWです。

タングステンの特徴として、きわめて硬い・比重が重い・熱に強い(融点が高い)、電気抵抗が高いという特徴があります。

それらの特徴を活かして、主に機械工具などに使われています。

そのほかの用途としては、電球のフィラメントや戦車の装甲・砲弾、ときには金の延べ棒の偽造などに使われることもあります。

産出量が限られているためレアメタルとして取り扱われる金属のひとつです。

鉄くずなどがお金に変わる時代が来た?

ひと昔前までは、金属くずは地元の業者が回収し、

業者に提示された価格で取引するのが一般的でした。

近年では、インターネットの普及に応じて、

全国的に回収する業者が増え、簡単に買取価格を比較することができるようになりました。

それにより、誰もが価格の最も高い回収業者を選び、

相場に適した価格で売却できる時代がやってきました。

こういった時代の中、エコメタルジャパンは余計なコストを徹底的に省き、

インターネットに掲載される超硬買取価格で最も高い金額を提示し続けていきます。

超硬にも種類がある?

超硬合金とひとことに言っても、世の中にはさまざまな種類の超硬合金があります。

スクラップの観点からみれば、数種類に分けられます。

ポイントとなるのは、形状と組成(合金成分値)です。

形状は大別すると3種類に分けられます。

①チップ(=インサート)

②ドリル(エンドミルやリーマを含む)

③金型(その他の固形状無垢)

 

組成も大別すると3種類に分けられます。

いずれもWC(タングステン)は80%前後含まれますが、

残りの成分値によって種類が分かれます。

①Co(コバルト、最も一般的な超硬)

②Ni(ニッケル、磁石への反応が弱い)

③Ni-Co(ニッケルとコバルトの両方)

買取価格で最も高いのは①WC+Coの一般的な超硬です。

一般的な物品の方が流通量が多く、リサイクルする際にまとめて処理しやすいという特徴があります。

ちなみに弊社ホームページのトップ画面に掲載している超硬買取価格は①WC+Coの物品の価格を掲載しています。

 

ハイスとは?

超硬とよく間違われる物品にハイスがあります。

ハイスとは超硬合金とは別の組成を持つ合金で、

「ハイスピードスチール」の略です。別名「高速度鋼」とも呼ばれます。

工具類によく使われる合金で、すがたかたちは超硬合金、とりわけ超硬工具とよく似ています。

ハイスの組成はさまざまですが、共通しているのは主な成分が「鉄」です。

鉄を中心に、さまざまなレアメタルを複数含有しています。

それぞれの含有成分や含有比率は種類によってさまざまですが、どれも主成分がタングステンである超硬合金と比べて、スクラップとしての流通価格はかなり安くなります。

ハイスと超硬は見た目が似ているため仕分ける手間が疎まれ、超硬とハイスを混ぜて保管していると、買取を受けてくれない業者も多く存在するのでお気をつけください。

 

サーメットとは?

超硬とよく間違われる物品にサーメットがあります。

サーメットとは超硬合金とは別の組成を持つ合金で、

超硬の成分(WC+Co,Ni)に加えて、他の元素を含有する合金です。

含有する成分はさまざまですが、Ti(チタン)、Al(アルミ)、Si(シリコン)、Ta(タンタル)が代表的です。

サーメットの形状はほとんどがチップです。

超硬合金のチップとは見た目で見分けるのは不可能なほど、よく似ています。

超硬と似た組成をもつサーメットは、超硬と同様に高額で取引されていそうですが、流通価格は似て非なる物です。

ハイスと同様に超硬とサーメットを混ぜて保管していると、買取を受けてくれない業者も多く存在するのでお気をつけください。

サーメットは超硬と比べて、主成分であるタングステンの含有割合が低く、とても軽いのが特徴のひとつです。

同じ形、サイズの超硬合金とサーメットを持ち比べてみるとよくわかります。

超硬合金の比重は10~16、サーメットの比重は約6~10です。(鉄の比重は7.85)

同じ大きさなら半分くらいの重さに感じる物もあります。

 

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